次の一手 ~市場の話題とテーマ~

2018年02月13日
岡三オンライン証券株式会社

【次の一手】「坂本慎太郎のデイトレ・オンライン」好決算銘柄は急落時のトレードアイデア

岡三オンライン証券提供の「坂本慎太郎のデイトレ・オンライン」が毎週金曜日16時20分から放送中。
番組URLはこちら(番組の録画放送もご覧になれます)

番組では短期投資向けのロジックを説明しているが、ファンダメンタルズにかかわる部分は中長期投資家にもヒントになると思うので毎週聞いていただきたい。

米国株の下落による世界的株安から「節分天井」という株の格言がそのまま当てはまる相場となっている。相場急落の背景は米国金利の上昇による米国株のボラティリティの上昇だろう。2月3日の雇用統計を受けて、インフレ懸念が台頭したことで、「今年の利上げが2~3回から4回程度になるではないか」という憶測から米国金利が上昇を受け、米国の株式市場はトランプ大統領就任以降初の大きな調整となった。
日本株も米国安を受けて大幅下落し、今年の高値からの調整幅は約12.8%(終値ベース)となっている。
ラジオでは高まったボラティリティを活かす投資として好決算銘柄や外国人投資家の動向を使った手法を紹介した。今後は世界的にボラティリティが高い展開が続くと見ているが、米国株の調整が長引いたとしても日本株は元々PERが低いため、日米株の相対的な割安感から下方硬直性が働くと考えている。2月、3月の株主優待銘柄は権利付き最終日にかけて底堅い推移を続けることが多いため、早めに着目するのも一つの戦略だろう。

7732 トプコン(2018年2月9日放送)

日足チャート

眼科用機器大手で測量やGPSシステムの技術力が高く、IT農業銘柄として世界的に注目されている企業。もう一つの特徴として外国人持ち株比率が高く、外国人投資家の動向に左右されやすい。1月30日発表の3Q決算は業績の上方修正を行ったが翌日から利益確定の売りが続いた。投資部門別売買状況で外国人投資家は年始に買い越したがその後売り越しが続いているため、需給的な影響を受けている可能性が高く、需給の反転時に着目したい銘柄である。

8715 アニコムHD(2018年2月9日放送)

日足チャート

ペットショップやインターネットでペット用の保険を販売しており、業界シェアは非常に高い。2月8日に発表された3Q決算は前年同期比で増収減益(保険会社なので増収は経常収益)。今期利益が前期比で減益となっており、普通の事業会社であれば減益が意識されて嫌気売りされるパターンが多い。決算発表翌日の株価は全体が大幅安しているのにもかかわらず、同社は前日比プラスで取引を終えた。成長企業に関しては売上高やシェアが拡大していれば評価されるパターンがあることを頭に入れておきたい。

9726 KNT-CTホールディングス(2018年2月9日放送)

日足チャート

近鉄グループの旅行業を統括する持ち株会社。傘下企業は会員情報誌や新聞広告で商品を紹介、中高年をターゲットに電話やインターネットで旅行の申し込みを受け付けるクラブツーリズムが主力。2月8日に発表された3Q決算は個人向けの旅行業務や訪日客向けのビジネスの好調を受けて業績の回復が鮮明であり、前年同期比で大幅な増収増益と今期の利益の進捗率も高い点に着目した。
2月9日に全体の相場が大きく値下がりする中、少ない前日比で上昇する銘柄となったが、全体が大幅安する際には好決算銘柄、前日のストップ高銘柄が安寄りして逆行高する可能性があるので前日発表した好決算銘柄は暴落時の格好のトレード銘柄になることを覚えておきたい。

コード 銘柄名 市場 終値
(2/13)
注文画面
2686 ジーフット 東証1部 779
3222 ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス 東証1部 1,084
3387 クリエイト・レストランツ・ホールディングス 東証1部 1,204
5351 品川リフラクトリーズ 東証1部 2,855
6507 シンフォニアテクノロジー 東証1部 345
6561 HANATOUR JAPAN 東証マザーズ 2,770
7512 イオン北海道 東証1部 813
7732 トプコン 東証1部 2,384
8267 イオン 東証1部 1,804.5
8715 アニコム ホールディングス 東証1部 3,415
9726 KNT-CTホールディングス 東証1部 1,688
9861 吉野家ホールディングス 東証1部 1,995

執筆者

Bコミ(坂本 慎太郎)氏
こころトレード研究所所長

2002年から6年間証券会社のディーラーとして株式と先物の売買を経験。
2008年から株式会社かんぽ生命保険に転じ、債券や株式のファンドマネージャーや運用計画の策定等の運用業務に携わる。
かんぽ生命退職後、個人投資家育成のため、中級者の個人トレーダーのスキルの穴埋めを目的としたこころトレード研究所を運営。
日本株を中心に短期は板読み、中長期はマクロ経済の方向感を押さえつつ、業績や資金動向等の需給に重きを置いた運用を行っている。
株式以外には債券、不動産、太陽光発電所等、様々な投資を行っている。 パンローリング社で「株のデイトレ・スイングトレード通信スクール」を運営。

こころトレード研究所

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