岡三ネットトレーダーシリーズ

ステップアップガイド ~テクニカル分析などの解説~

ファンダメンタルズ分析活用法

企業分析ナビの活用-(1)最初の画面の見方と銘柄分析の方法

ファンダメンタルズ分析に役立つ情報ツール

岡三オンライン証券の「企業分析ナビ」は、業績や中期的な株価動向、アナリストの評価などの企業情報がチェックできる優れた情報ツール。データの有用性はもちろんのこと、ビジュアル性(見やすさ)でも非常に高い評価をいただいております。

以下は、そんな「企業分析ナビ」の表示画面の一部です。
基本画面は4つほどありますが、この項では、最初の画面の見方と銘柄分析のやり方を解説します。

まず、「企業分析ナビ」を起動すると以下のような画面が現れます。

図1
「企業分析ナビ」の画面例(2010年5月31日現在)

(1)に表示されているチャートは、選択した銘柄の3年分の週足。チャート、株価の基本的なデータ以外では、現状の「レーティング」、「直近目標株価」(グラフの赤い横線)、TOPIXβ値が表示されています。

図2
選択した銘柄のチャートと株価の基本データが示される欄

「レーティング」は、この企業をフォローしているアナリストのレーティングの平均値。この銘柄はその値が「3.8」で、上位レベルのレーティング(やや強気)です。
「直近目標株価」は、(4)表に書かれた直近目標株価の「3,641円」をグラフに赤い横線で示したもの。現状の株価はこの水準近辺を下回っています。株価は、この目標株価にいったん近づいた後、調整局面入りしていることが見てとれます。

(2)はTOPIX、業界指数(この銘柄の場合は電気機器)との相対指数の動きです。

図3
選択した銘柄の株価とTOPIX、業界指数を相対比較で示したグラフ

この銘柄は52週(約1年間)にわたって、業界指数(電気機器)、TOPIX以上の上昇をしてきましたが、その後大幅に調整局面入りしており、現状は電気機器よりも大きく調整しています。こうしたケースでは、ファンダメンタルズ面で問題が出ているかもしれないので、調査が必要です。

(3)はニュースで、直近までの状況を見ることができます。

アナリストの評価や同業他社のデータも表示

(4)は、「ロイターコンセンサスレーティング」の集約表。この画面のデータは2010年5月25日時点のものですから、直近の「レーティング」(同年5月18日)は「3.8」。その前回(同年4月28日)の「3.7」から若干上がっています。

図4
主要証券会社の各アナリストの評価の平均が示される

一方、「目標株価」は5月14日の3,676円から、直近(5月21日)は3,641円に修正されています。
「レーティング」が上昇しているのに「目標株価」が下がっている本当の理由はわかりませんが、期間が微妙に異なることが影響しているのかもしれません。
また、「レーティング」を予想しているアナリストは20名(強気3名+やや強気9名+中立8名)、「目標株価」を公表しているアナリストは14名です。このうち一番高い「目標株価」は5,000円、一番低い「目標株価」は2,800円。標準偏差は566.90円ですから、「目標株価」から考えると、3,074円~4,208円の間に入る確率は68%となります。

(5)は売上高、営業利益、経常利益、当期利益が予想(通常は2期予想)を含めて、見やすい棒グラフで表示されています。注目点は営業利益と経常利益の予想が拡大しているかどうかです。

(6)は企業概況と会社概要です。参考になります。

(7)は株価とファンダメンタル分析指標、さらに部門別円グラフが表示されています。

(8)は同業企業のデータ一覧。ここには、同業種(この銘柄の場合は電気機器)の全銘柄について、「レーティング」や「目標株価」をはじめとする各種データが株価ボードと同じ形式で表示されます。項目ごとに並べ替えも自由自在です。
さらに、CSV出力が可能ですので、EXCELに全データを取り込むことができます。そのまま分析で使うこともできますし、コード番号を株価ボードに一括登録すれば監視銘柄として利用することができます。
また、EXCELに取り込んでから、たとえば「レーティングが3以上」とか「現値との乖離率が10%以上」などの条件で選別し、必要な銘柄を株価ボードに登録して、さらに検討することもできます。

個人投資家の皆様は、真に投資するべき企業の発掘に、この「企業分析ナビ」を大いにご活用ください。
「企業分析ナビ」は、「岡三ネットトレーダープレミアム」および「岡三ネットトレーダーWEB2」でご利用いただくことができます(2010年9月現在)。

この項目は2010年5月25日のブログを元に書かれたものです。

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