【信用取引】金利等の諸費用

金利等の諸費用について

信用取引を行う際は取引手数料以外にも金利等の諸費用が発生します。主な諸費用は下記となります。

金利
信用買い(買方)に伴う費用で、融資に対するコスト
貸株料
信用売り(売方)に伴う費用で、株券を借りたことに対するコスト
品貸料
信用売り(売方)に伴う費用で、市場において信用取引で貸借される株券が不足する追加コスト(「逆日歩」ともいう)
その他費用
名義書換料(権利処理等手数料)や管理費などのコスト

主な信用取引のコスト~信用金利・貸株料について~

逆日歩とは

金利

買方が負担する費用となります。信用買いをする際に証券会社から借りた資金にかかる金利で、買建玉に対してかかる費用です。

金利(年率):上限
制度信用取引
買方:2.60%
売方:0.00%
一般信用取引
買方:2.80%

信用取引の取引状況等が当社所定の基準を満たした場合、信用取引手数料・貸株料・買方金利が優遇されます。信用優遇手数料コースについてはこちら

貸株料

売方が負担する費用となります。信用売りをする際に証券会社から借りた株券にかかるレンタル料で、売建玉に対してかかる費用です。

貸株料(年率):上限
制度信用取引
買方:なし
売方:2.00%
一般信用取引
買方:なし

信用取引の取引状況等が当社所定の基準を満たした場合、信用取引手数料・貸株料・買方金利が優遇されます。信用優遇手数料コースについてはこちら

品貸料(逆日歩)

売方が買方に支払う費用となります。あまりにその銘柄の空売りが多い場合に、株券が不足し、証券会社があちこちから株券を借りなくてはならない状況のときにかかる追加の費用です。
金利や貸株料とは異なり、市場の状況により支払額が決まるため、取引が集中している銘柄を対象として信用売りをする際は注意が必要となります。

品貸料(逆日歩)
制度信用取引
買方:証券金融会社が発表する金額を受取り
売方:証券金融会社が発表する金額を支払い
一般信用取引
なし

名義書換料(権利処理等手数料)

買建玉が決算日などの権利確定日をまたいだ場合にかかる費用となります。名義書換料には上限がありませんので、1単元あたりの投資金額が少額の銘柄を買建していた場合、名義書換料が多額となる場合があります。

名義書換料
(権利処理等手数料)

買方:建て株数×税抜50円(税込55円)※÷当該銘柄の1単元の株式数(上限はありません)
※ETF・ETNは税抜5円(税込5.5円)となります。

売方:なし
ただし、大幅な株式分割が行われた場合などで、証券金融会社により名義書換料の調整が行われた場合には、当該調整された料金とします。

管理費

信用新規建の約定日から1カ月を経過するごとに建玉毎に対してかかる費用となります。

管理費 新規建約定日より1カ月ごとの応当日を経過する都度、1株(または1口)につき税抜10銭(税込11銭)金融商品取引所等が定める売買単位が1株である銘柄については1株につき税抜100円(税込110円)の割合で管理費が必要となります。
なお、管理費は最低税抜100円(税込110円)、最高税抜1,000円(税込1,100円)となります。
同一銘柄、同一約定日、同一新規建売買区分、同一市場の建玉が複数存在する場合は、数量を集計して計算いたします。
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