特殊注文

特殊注文の種類

株式の売買注文は通常、価格を指定する「指値注文」と価格を指定しない「成行注文」の2種類となります。岡三オンラインでは、お客さまの利便性向上を目的として、サーバー型逆指値注文を標準でご用意しております。

また、インストール版取引ツールである「岡三ネットトレーダープレミアム」、「岡三ネットトレーダーライト」では、お申込による追加機能としてクライアント型の「OCO注文」「トレール注文(トリガートレール注文)」「IFDONE注文」の3種類の特殊注文をご用意しています。

通常の「指値注文」と「成行注文」では実現が難しい注文も発注可能となりますので、ぜひご活用ください。

サーバ型特殊注文
注文を当社でお預りする注文となりますので、取引ツールを停止しても注文は有効となります。通常注文と同様、期間指定が可能です。
クライアント型特殊注文
取引ツール内で管理する注文となりますので、取引ツール起動時のみ有効な注文となります。停止時は指定した条件を達成しても発動しません。
また、当日のみ有効となり期間指定をすることができません。

逆指値注文

逆指値注文の注文例

逆指値注文は、「注文する銘柄の株価があらかじめ指定した価格(=逆指値発動値)以上、または以下に到達した場合に、あらかじめ指定した注文を発注する」という注文です(「トリガー注文」と呼ぶ場合もあります)。
「現在値よりも高い○円以上になったら、○円以下で買いたい」「現在値よりも安い○円以下になったら、○円以上で売りたい」という場合に利用します。

逆指値注文の活用方法はこちら

OCO注文

「one cancel the other order」の略で、二つの注文で一組の注文となり、一方の注文が約定したらもう一方の注文は自動的に取消となる注文方法です。指値注文と逆指値注文を同時に発注します。「OCO注文」は保有しているポジションの解消に使う注文となりますので、売却および決済時に利用可能となります。

OCO注文注文例

注文の条件

  • 現物取引の売却と信用取引の買建玉決済の場合、
    指値注文の価格 > 逆指値注文の価格
    であること。
  • 信用取引の売建玉決済の場合、
    指値注文の価格 < 逆指値注文の価格
    であること。

「OCO注文」はインストール版の岡三ネットトレーダープレミアムおよび岡三ネットトレーダーライトの追加機能となります。詳細は「岡三ネットトレーダーシリーズ特設サイト」または「特殊注文マニュアルPDF」をご確認ください。

トレール注文

逆指値の成行注文発動価格を、トレール注文発注後の高値・安値の動きに合わせて自動的に修正する注文です。「トレーリングストップ注文」と呼ぶ場合もあります。
当社のトレール注文では、トレールの開始値を指定するトリガートレール注文も行えます。損失を限定し、利益拡大を狙う取引が可能となります。

つまり、売却の場合であれば、「株価の上昇にあわせて、高値から○Tickの逆指値を切り上げ、株価の値上がりに追従しつつ、反落し始めたところで売り発注」ということが可能となり、買付けの場合は、「少しでも安いところで買いたいが、安値から○Tick上がって来たら買い発注」ということが可能です。

ここでのTickとは値幅の最小単位のことを指します。

トレール注文を利用した売却注文(例)

「トレール注文」はインストール版の岡三ネットトレーダープレミアムおよび岡三ネットトレーダーライトの追加機能となります。詳細は「岡三ネットトレーダーシリーズ特設サイト」または「特殊注文マニュアルPDF」をご確認ください。

IFDONE注文

「(If)もし注文が約定したら、(Done)もうひとつの注文が有効になる」という注文方法で、ある注文が約定した場合に有効となる注文を同時に発注しておくため「連続注文」や「ステップ注文」、「Uターン注文」とも呼ばれています。
買付注文約定時に売却注文が自動で発注されるよう、利益幅を事前に設定しての取引が可能です。

IFDONE注文を利用した売却注文(例)

「IFDONE注文」はインストール版の岡三ネットトレーダープレミアムおよび岡三ネットトレーダーライトの追加機能となります。詳細は「岡三ネットトレーダーシリーズ特設サイト」または「特殊注文マニュアルPDF」をご確認ください。

注意事項

上記の各ケースは、取引の一例として紹介させていただいたものです。
株価はさまざまな要因により変動します。これらの注文方法の有効性を当社が保証するものではありません。

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