先物取引の取引方法(SPAN証拠金の計算)

先物取引の取引方法(SPAN証拠金の計算)

ここでは代表例として日経225先物で解説していますが、当社ではTOPIX先物やNYダウ先物なども取り扱っています。日経225先物以外の各種概要はこちらをご覧ください。

具体的に日経225先物はどのように取引をすればいいのですか?

第1回目で先物取引のイメージは説明しましたが、ここでは実際の取引ルールを説明していきます。
日経225先物取引、日経225miniは、日経平均株価をもとにした金融派生商品であり、現物取引にはない独自のル-ルが存在します。取引を始める前に必ず理解しておきたい特徴について解説します。
下表は、当社取扱い商品の特徴をまとめたものになります。表の内容をご確認いただいた上で、以下をご覧ください。

  日経225先物 日経225mini
限月 3、9月の直近3本と6、12月の直近10本の計13限月 3、9月の直近3本と6、12月の直近10本およびそれ以外の3本(シリアル限月)の計16限月
取引単位 指数×1,000 指数×100
値段の刻み 10円 5円
取引時間 8:45~15:15(日中取引)
16:30~翌5:30(夜間立会)
取引最終日 各限月の第2金曜日の前日
最終決済 各限月の第2金曜日にSQで決済
証拠金 売り手・買い手ともに必要

取引単位を教えてください。

取引単位は、価格(=指数)をそれぞれ日経225先物は1,000倍、日経225miniは100倍した金額となります。

例)日経平均株価が9,000円の場合の取引金額

  • 日経225先物・・・ 9,000円×1,000単位=9,000,000円
  • 日経225mini ・・・ 9,000円×100単位=900,000円

また、損益は値段の刻みをそれぞれ日経225先物は1,000倍、日経225miniは100倍した金額となります。

例)日経225mini の場合

呼値が5円なので、

  • 5円×100(単位)=500円

建玉を1枚保有していた場合、先物が5円変動すると500円損益が変動します。

証拠金取引ということですが、どれぐらいの資金を入れる必要がありますか?

具体的な証拠金の金額を説明する前に、証拠金の計算方法について説明します。
証拠金とは先物取引の契約義務の履行を確保するために差入れまたは預託する保証金をいいます。証拠金の金額はSPAN証拠金またはプライス・スキャンレンジを参考に各証券会社が設定しています。当社はSPAN証拠金を参考に算出します。

証拠金の計算

  • 必要証拠金=SPAN証拠金額×掛目
    (※オプション建玉が無い場合)

なお、当社は通常コースでは「(SPAN証拠金額×1.0)」で計算しています。また、アクティブ取引コースの日中取引のSPAN証拠金に対する掛目は50%以上(ナイト・セッション(夜間)は100%以上)とし、指数またはSPAN証拠金の変動状況に応じて当社の任意で変更します。詳細はお取引ルールをご覧ください。

証拠金については、上記計算方法により算出します。「必要証拠金=最低維持証拠金」であり、相場状況によっては、最低維持証拠金を割り込む可能性があり、この水準を割り込んでしまうと追加で証拠金を求められます。これを追加証拠金(追証)といいます。

例)証拠金を10万円差し入れ、相場が上昇すると予想し、日経225miniを9,000円で1枚買建てたが、予想と反対に相場は下落し、8,000円まで下落した。(SPAN証拠金は30,000円として計算)

  • ポジションの評価損益:(8,000円-9,000円)×100(単位)×1(枚)=100,000円の損失
  • 証拠金残高:100,000円-100,000円=0円

証拠金残高が0円になってしまっているので、追加証拠金を差し入れていただくことになります。
※実際には証拠金の残高がゼロになる前に当社から通知いたします。

SPAN証拠金って何ですか?

保有するポジションのリスクを相殺して証拠金を計算する方法です。SPAN(シカゴマーカンタイル取引所が開発した証拠金計算方法)とは、日本証券クリアリング機構が毎週一回、過去一定期間での価格変動を元に計算している数値で、証拠金の基準となっています。 SPANは相場の変動が大きくなると大きくなります(=日経平均株価の値動きが激しくなると、必要な証拠金額も増えます)。
ちなみに、2012年8月6日~8月10日適用のSPAN証拠金は300円となっており、この場合の必要証拠金は以下のようになります。

日経225先物・・・300円×1,000(1単位)=300,000円
日経225mini ・・・300円×100(1単位)=30,000円

取引はいつできるのですか?

株式の取引時間は日中に限られていますが、先物取引・オプション取引は株式と異なり、ナイト・セッションがあるので、夜間も取引することが可能です。
株式市場終了後にも取引をしたい場合や、日中はお仕事等で忙しい方でも、取引をすることが可能です。

注文方法を教えてください。

新規に買い建てする場合、
【新規買】を選択 ⇒ 【銘柄】を選択 ⇒ 【枚数】を選択/入力 ⇒ 【執行条件】【単価】を選択/入力 ⇒ 【有効期限】を選択 ⇒ 【取引パスワード】を入力 ⇒ 【注文ボタン】をクリック
という流れになります。

※【執行条件】には、「成行、指値、最良指値、逆指値、最大指値、不出来引成、引成、引指」があります。

執行数量条件 FAS(Fill and Store) 一部約定後に未約定の残数が残る場合、残数を有効とする条件
FAK(Fill and Kill) 一部約定後に未約定の残数が残る場合、残数を失効させる条件(発注時点において直ちに約定しない場合、全数量が失効となります。)
FOK (Fill or Kill) 全数量が直ちに約定しない場合、全数量を失効させる条件
有効期限条件 当セッションのみ 日中取引または夜間立会のそれぞれのセッションの取引終了まで有効とする条件
週中 発注日からその週の最終営業日の日中取引終了まで有効とする条件
取引最終日まで 取引最終日の日中取引終了まで有効とする条件
期間指定 指定した期間が満了する日の日中取引終了まで有効とする条件(有効期間は最長21営業日先まで指定可能)

ちょっと複雑で難しい感じがしますよね。

先物取引の場合は良く取引される銘柄だと、流動性が比較的高いので、FAKとかFOKとかいった条件はいったん忘れて、まずは、【執行条件】「指値」で経験を積んでみてはいかがでしょうか。

期日があるとのことですが、期日まで持っていると、どうなるのですか?

株式投資では、投資対象の企業が倒産しない限り5年、10年と保有できますが、日経225先物、日経225miniでは取引できる期間があらかじめ決まっています。期日の前営業日(=取引最終日)までに決済されていないポジションについては、SQにより自動的に決済され、損益が確定します。

SQとはなんですか?

先物取引の決済方法の1つになります。SQとは「特別清算指数(=Special Quotation)」のことで、限月の第2金曜日の日経225各銘柄の寄付値を基にした数値のことです。期日を迎え最終売買日までに決済されなかった建玉は、SQで強制的に清算が行われることになります。SQ値については、大阪取引所がその日の大引け後に発表します。

限月とはなんですか?

限月(げんげつ)とは、取引の決済期日の属する月をいいます。日経225先物・日経225miniは、各限月の第2金曜日の前営業日の日中取引終了までしか取引できません。

日経225miniを取引する場合でも、日経225先物の直近限(3,6,9,12)月物が、通常最も取引量が多いので、銘柄選択することをお勧めします。 限月間のサヤ取り(裁定売買)等で直近限月以外の限月を取引する手法もありますが、流動性に注意する必要があります。

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